金縛り

昨日。

昼刻、仕事の案件がぶつけようのない怒りで飛んだ。

馬鹿野郎め。

仕方ない、こればっかりはと打ち合わせ。

いつもに増して激しい歌をBGMに仕事をして帰宅。

日課である映画一日一本を達成する前に
恐ろしい睡魔がやってきたので
アイマスクとCPAPを付けて
すぐに眠る体制を整えた。

そして眠ったと思ったらすぐ。

体の上に重みを感じる。

人一人分ぐらいの重みで
喉元も抑えられているような感覚になり
隣の部屋にいた夫を呼ぼうにも
声が出ない、出そうとしても出ない。

これは金縛りだ。

過去にも経験がある。

この場合。

犬がまず吠え続ける。
だから何かが見えるようなことはない。
そしてばちっと開いた目が閉じなくて
声が出ないけど出し続けるし
体にも力を入れて動くように
なんとか抵抗を図る。

数分戦った頃。

すっと重さが取れて声が出た。

夫の名前を呼んだら
夫がやってきて
今の話をしたら
大丈夫大丈夫と
一晩中手を握ってくれた。

しかし金縛りはいつあっても腹が立つ。

どうして私にやってくると思う。

わしに金縛りしてる奴、死ねと思う。
仮に重さが既にこの世のものでなければ死んでるけど死ねと思う。
本当に寝苦しい夜だった。

マジで金縛りをかけるときは人を選べ。

私は疲れているのですごく腹が立つ。

だから今日は機嫌が悪い。

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