真っ黒な世界、息の出来ない5月

GW明けの会社。

食道から喉にかけて取れない痰が続いていて、ぜいぜいとクリアじゃない息が出る。結局、GWは一分も家から出られず寝て過ごした。最低の過ごし方。症状がまだ完全に治らないものの、仕事は待ってくれないので何とか会社に来た。

でも来るんじゃなかったと後悔。

何のリスペクトもない自分の都合で進めて貯めた仕事が私の机に山積みに投げ置かれている。私はきちんとスケジュールを守り迷惑をかけないように仕事をしているのに、あの男は自分の都合で物事を進めて報告も悪びれもしない。会社のお金は自分の財布だし、私なら不可能を可能にでもしてくれると思っているのだろう。

早く辞めないと命を縮めてしまう。

もういっそ倒れてしまえば逃げられるのかと考える。

この場所は息苦しい。